水道・電気工事
マンション・アパートの水漏れはどう対応する？
マンション・アパートの水漏れはどう対応する？
アパート、マンション等の集合住宅で暮らしている場合、気を付けていても水漏れにより
被害を受けたり逆に水漏れを起こしてしまったり・・という可能性があります。
もしも、水漏れがあったらできるだけ早い対応が必要です。
それでは、どういったケースがあるのでしょうか？
【ケース①】入居者の不注意や水回りの誤った使い方が原因の水漏れ
・トイレ…大量にトイレットペーパーや排泄物、異物などで配管が詰まってしまい汚水が溢れてしまう。
・浴室や洗面台…髪の毛やゴミがつまって水が溢れる。
・キッチン…油や食材を流したことが原因の詰まり。
また、浴室など濡れることが想定されていない床以外は防水加工が施されていないところが
ほとんどなので水をこぼしてしまい階下の影響が及ぶ可能性があります。
よくお客様から相談がある事例としては
『掃除をしていたらバケツの水をこぼしてしまった』
『浴槽にお湯を溜めていたら止め忘れて脱衣所まであふれてしまった』
『洗濯機の排水ホースが水圧で抜けて水が漏れてしまった』 などです。
また室内だけでなく雨水が原因となるケースも・・
・大雨の日に窓を開けっぱなしにしていた。
・ベランダの排水口が落ち葉でふさがれていて水が室内に侵入した
このようにちょっとした不注意でも水漏れが発生する可能性がありますので注意が必要です。
【ケース②】建物や設備の老朽化や故障が原因の水漏れ
・配管の劣化…経年劣化で穴やひび割れが発生
・ベランダ防水の劣化…シート防水の剥がれや膨らみが発生。
雑草が生えている場合はヒビがある可能性。
・外壁のひび割れ…壁や天井のシミやカビなどが発生する等
水漏れに遭ったらそのときは
★管理会社、または貸主にすぐ連絡する
『天井にシミができている』『雨漏りしているようだ』など被害があったらすぐに連絡しましょう！
自分自身の不注意で起こしてしまった水漏れは、言いにくいかもしれませんが必ずすぐに連絡
してください。
原因がわからない場合もまずは連絡をし指示を仰ぎましょう。
水漏れを起こしたまま放置しておくと階下の方とトラブルになったり被害箇所が広がってしまいます。
まずは、水漏れの原因を解消することも忘れないようにしましょう。
水を止める（工事が終わるまでなるべく使わない）、水をふき取るなど自力でできる対処はすぐに
行いましょう！
水漏れが深夜に起こる可能性もあります。加入している保険の種類によっては水漏れの被害が対象
となる場合があります。
片づけた後ですと被害の立証が水かしく証拠不十分になる場合もあります。
写真や動画などでその時の状態を残しておくことも非常に大切です。
（家財が濡れてしまった場合も写真を撮っておきましょう）
