新築したい
【新築についてのコラム】
まずは家づくりの大まかな流れについて説明します。
家を建てる状況等によって順番は前後しますが主に以下の流れになります。
1.どのような家を建てたいのかイメージする。
・通勤、通学のしやすさ（立地）
・希望の学区エリアの確認
・治安の良さ
2.資金計画を立て、融資の場合は金融機関へ相談する。
・自己資金がいくらあるのか
・年収をもとに借りる住宅ローンの総額はどれくらいなのか
・無理のない返済額はどれくらいか
3.建設会社（ハウスメーカー、工務店など）
・展示場などに出向き自分の希望の家を建築してくれる会社を探す
・不動産会社にお勧めのハウスメーカーを相談する
・地域周辺でイメージと近い家があれば建てたハウスメーカーや設計事務所に問い合わせる
4.土地を探す。
・ハウスメーカーが決まったら土地探しを手伝ってもらいましょう
・不動産会社のHPや不動産ポータルサイトに掲載している土地の情報をチェックする
5.土地の敷地調査、地盤調査などを行う。
・実際にその土地に希望の家が建てられるのか、法的な調査や周辺状況などを調査する
・家を建てるために十分な強度のある地盤かどうか
6.融資の場合は住宅ローンを申し込む。
・現金での購入ではなく住宅ローンで土地代を調達する場合は、つなぎ融資といわれる融資を受けて
土地代金を支払うことが主流です。それには金融機関による事前審査が必要です。
身分証や所得証明などが必要ですので、金融機関担当者に相談しましょう。
7.土地を購入する。
・ローンの事前審査の承認が金融機関から得られたら土地の売買契約を行います。
→不動産業者から重要事項説明と書面の交付を受け納得した上で契約をしましょう。
★この際に土地価格の一部を手付金として現金で支払います。
・印紙代などの費用が必要な場合はあるので事前に確認をしましょう。
→契約成立後、土地売買契約書を金融機関へ持参し住宅を含めた本審査が開始されますので土地の
引き渡しには一般的に3～4週間程度の期間がかかりますので注意しましょう。
8.家の仕様を決める。
・対面キッチンにしたい
・シューズインクロークを作りたい
・リビングは大きくしたい
・収納はたくさんほしい
希望は様々あると思いますが、あらかじめおよその希望は設計担当者に伝えておきましょう。
あまりにもこだわりを長く引っ張ってしまうと打ち合わせにばかり時間がかかり話が進みません。
また、ある程度決まってしまってから変更ができなくなったり話が振り出しに戻ってしまうことがありますので注意しましょう。
9.建築請負契約を締結する。
★間取りや設備などが決まり資金契約が整ったら建設会社と工事請負契約を結びます。
・工事請負契約書
・見積書
・設計書
この後、融資（ローン）の本審査を行い、ローン契約後に土地売買、着工の準備に入ります。
10.着工、引き渡し
土地の売買が終われば、いよいよ着工の準備に入ります。
着工準備、着工から完成引き渡しまでの流れは、一般的に以下のようになります。
・地鎮祭
・ロープ敷設など着工に向けての準備
・根切り
・敷き詰め
・基礎工事の完了
・上棟
・サッシ取付
・中間検査
・断熱施工
・大工工事
・電気工事
・仕上げ工事
・内装仕上げ工事(クロス、フローリング、タイル、建具)
・足場の撤去
・照明工事
・その他設備の設置
・完成・検査
・外構工事
・物件の引き渡し
・アフターフォロー
★上棟式は地鎮祭などプランによっては行わないことも多々ありますが、大抵の場合はこの流れです。
事前に内容を知りたい場合は建設会社にどのような工程で工事するのか聞いてみましょう。
